会社や組織が変われないワケ
会社、組織が円滑に運営されて良い結果を出す事は、そこで働く人にとって大きなテーマです。
組織の運用イメージを図にすると、
構造・制度
人事制度(評価、異動、配置、教育、福利厚生、教育)や
組織
風土(企業カルチャー、職場文化)
風通しの良さ、チームワーク、新しいことに取り組む
人(マンパワー、人財)
必要な人員と遂行能力、上司との人間関係、人材育成
業務遂行
効率、生産性、安全性を改善しながら計画、目標、戦略に
基づき実行する
管理(マネージャー業務)
適切な意思決定、指導、育成、4つの要素推進、管理
図のサイクルがうまく回れば、活性的な状態であり目標に向かって進んでいきます。このためには、管理者の役割がやはり大きいと思いますが、それ以上に、人の問題と風土が重要と考えます。
「人格が運命を作る」のと同じで、「社風、文化が会社の命運を作る」です。
組織が大きくなると、社風や文化は直ぐには変わりません。
人は安定を求めますから、変化を求めなくなります。
変われなければ、衰退するのみです。
就職や転職で会社や組織を選ぶとき、規模や制度だけでなく見えない部分をよく観るように努力する事が大切です。