人に伝わる本当の教え方


今から約2500年前に老子が言いました。

「聞いたことは忘れる、見たことは覚える、やったことはわかる」

社員研修をやってきた管理人の経験では、人は教室を出た途端に学んだ事を大部分は忘れてしまう、ということでした。

エビングハウスの有名な忘却曲線です。
20分後には42%、1時間後には56%、1日後には74%忘れる。
復習を繰り返し行えば、忘れ難くなるという研究です。

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見たことも大体同じような傾向で忘れていきます。

そこで、「やったことはわかる」の法則から、集合研修ではできるだけグループ演習や実習などの体験学習を中心に行い、知識はeラーニングと呼ばれるパソコンでの自学習にしました。

アメリカの研究者の研究によると、記憶に残る割合は

聞いた時       10%
見た時                 15%
聞いて見た時  20%
話し合った時  40%
体験した時  80%
教えた時    90%

結論としては、お分かりと思います。

特に議論や発表を楽しく、お互い教えあい、讃えあいながらの研修はとても受講者の満足度も効果も高かったです。

自分で学んだことを人に教えてあげるのはとても効果的ですよ。
多少知ったかぶりでも、おせっかいと思われても聞かれたりしたら教えてあげましょう。

そうすれば、自分の不足している事柄が自覚できますので復習することで、さらに知識が蓄えられます。

明日から、早速実行してみましょう!

 

 

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